ポーランドでの2シーズン目が終わりました。
プレーオフファイナルは第7戦までもつれこみましたが、延長戦の末チームは敗れ、2位でシーズンを終えました。
ファイナルについても、試合ごとにレポートを残してはいましたが、身体的・精神的ダメージが大きかったことなど、いろいろな理由から、今シーズンの総括を皆さんへ報告し、感謝を伝えさせていただきます。

今シーズンを振り返ってみると、スタートから個人的にはコンディションもよく、プレー時間も多かったような気がしていましたが、終盤に入り、プレーオフが近づくにつれアイスタイムが減っていき、プレーオフでも納得のいくような起用ではありませんでした。気持ちの持ち方としては、この結果は全て自分の実力なのだと受け止め、この悔しい気持ちを次のシーズンやこれからのホッケー人生の糧にしたいと思い、最後までプレーしました。
ファイナル第7戦では、2ピリの後半から3ピリ、延長戦と一度もプレー機会を与えてもらえませんでした。この試合は相手ゾーンでプレーし、チャンスメイクもできていたのに……と不完全燃焼での敗戦に、精神的ダメージがかなり大きかったですし、とても複雑な心境でした。
チームとしてプレーオフ3連覇(個人的には2連覇)をかけた戦いは簡単なものではなかったですし、勝たなければいけないプレッシャーもあり、自分たちのチームを倒そうと挑んでくる相手チーム、あまりに不平等なジャッジ、いろいろな方面から自分たちの連覇を阻止しようとしている雰囲気を感じました。
そのような状況でもファイナルの第7戦まで戦ってこられたのは本当にすばらしいことだと思いますし、最後まで共に戦ったチームメイトを心から誇りに思います。
今回勝てなかったことは本当に今まででいちばん悔しい出来事ですが、これも経験。また次につなげていきたいです。

今後は日本代表チームに合流し、世界選手権に出場します。
自分にできることをしっかりとして、戦いたいと思います。
今シーズン、ありがとうございました。