みなさんこんにちは。

ポーランドリーグは9月10日に開幕し、1巡目計8試合を終え、チームは開幕8連勝と良いスタートダッシュをきれています。ただし、楽に勝てた試合は一つもなく、8試合中3試合はオーバータイムにもつれ込み、そのうち2試合はペナルティショットシュートアウト(PSS)で勝ち切っての連勝という状況です。
どの試合も波があり、反省点はあるものの、そのような中でも立て直し勝ちきれているのは、今年のチームのストロングポイントだと思っています。
個人としては0ゴール4アシスト。チャンスがたくさんある中でも決めきれない決定力不足に不甲斐ない気持ちですが、これからも試合が続く中で自分のやるべきことに取り組み、その先に来るチャンスをものにできるよう、日々の練習からレベルアップしていかなければなりません。

今シーズンはスタートからフィンランド人の4選手と同じセットでプレーしています。オンアイスでは、パックを取ってからプレーヤー5人の連動性を重視し、5人でパックを動かしゲームを展開していく、フィンランドスタイルでとても楽しくプレーできています。オフアイスでもウォーミングアップからクールダウンなど身体のケアについても一流選手の在り方を感じさせられています。このような素晴らしい彼らの習慣を身近で毎日学ぶことができるこの環境のありがたさを改めて日々感じています。

ポーランドリーグは選手の移籍が多いのも一つの魅力です。今シーズンはチーム間での主力選手の移籍もあり、各チームのレベルの差が昨シーズンよりもなくなっていると感じています。昨シーズンは点差が開いて余裕のある試合もありましたが、今シーズンの1巡目ではそのような試合は1試合もありませんでした。チーム数が多いことで移籍先が豊富にあることや外国人選手の枠に制限がないため、リーグのレベルが高くなっているのだと思います。
さらにチーム内での競争も激しくなります。自分のチームでも9人の選手が入れ替わったことで約半分が新しいメンバーとなり、これまで以上にポジション争いの厳しさを学んでいます。
自分のアイスタイムを獲得するために監督が求めるプレーをハイレベルで実行し続けることが求められています。
チームに必要とされる選手に成長し、引き続き2巡目も自分をプッシュしていきます。