この度、東北フリーブレイズ(運営会社:東北アイスホッケークラブ株式会社)は、2023ー2024シーズン終了をもちまして小原大輔選手が引退する事になりましたのでお知らせいたします。
■No.76 小原大輔(オバラ ダイスケ)
・生年月日:1981年6月4日(42歳)
・出身地:北海道釧路市
・ポジション:FW(フォアード)
■経歴:
駒大苫小牧高校から早稲田大学に進学、学生ながら日本代表に選出され世界選手権に出場するなどし、その逸材を大いに期待されて大学4年在学中にECHL(イーストコーストホッケーリーグ)でトップ選手としての武者修行を積んだのち、2004-05シーズンにコクドでアジアリーグデビューを果たした。
初年度からルーキーながら活躍し、日本代表選手にも常に選出される選手となった。2008-09シーズンまでコクド、SEIBUプリンスラビッツで戦い、同チームの廃部を受けて日本製紙クレインズに移籍。2013-14シーズンまで同チームで中心選手として活躍し、2014-15シーズンには王子イーグルスに移籍して6シーズンに渡って若手選手にもいい影響を与えながらプレーしてきた。 2020-21シーズンには ひがし北海道クレインズにてプレーしてきたが、2022年に同チームを退団後、同年に東北フリーブレイズに入団となった。その間、所属各チームにてアジアリーグ制覇や全日本選手権優勝などのビックタイトルへ導いてきた。
2022-23シーズンから東北フリーブレイズの選手として、日々の練習やコンディショニングにひたむきに取り組む姿勢、時には後輩たちに経験も踏まえ的確にアドバイスし、ベテラン選手としての役割を果たしてきた。チームとしても厳しいシーズンとなった2022-23シーズンであったが、全日本選手権ではその活躍で東北フリーブレイズ2度目の優勝に大きく貢献した。2023-24、今シーズンはアジアリーグ通算600ポイントを2月17日に達成し、偉大な記録は尚も更新し続けている。これまで東北フリーブレイズではもちろん、日本アイスホッケー界にとっても尊敬すべき選手であるが、今シーズンの終了をもって、トップリーグ選手としての現役を引退することとなる。
■所属チーム:
駒澤大学附属苫小牧高等学校-早稲田大学-Peoria Rivermen※ECHL・Charlotte Checkers ※ECHL・Augusta Lynx ※ECHL(2003~2004)-コクド(2004~2006) -SEIBUプリンスラビッツ(2006~2009)-日本製紙クレインズ(2009~2014) -王子イーグルス(2014~2020)-ひがし北海道クレインズ(2020~2022) -東北フリーブレイズ(2022~2024)
■記録:
アジアリーグ優勝(3回)
全日本選手権優勝(11回)※MVP受賞(3回)
トップリーグ試合出場数 673
トップリーグ得点数 236
トップリーグアシスト数 365
トップリーグ総ポイント数 601
※トップリーグにはアジアリーグ、ジャパンカップ(2020-21, 2021-22)を含む
※総ポイント数601はアジアリーグ記録1位として更新中
※データは2024年2月21日現在
■日本代表歴:
世界選手権日本代表(10回)
オリンピック予選日本代表(3回)
冬季アジア大会日本代表(2回)
世界選手権U20日本代表(4回)
アジアオセアニアU18日本代表(2回)
《引退コメント》
この度、今シーズン限りで引退することを決意いたしました。これまで様々なチームでプレーさせていただきましたが、チームメイトやスタッフの皆様、関係者の皆様、そしてファンの皆様に応援していただき、これまでプレーし続けることができました。心から感謝申し上げます。
悔いのない、最高のアイスホッケー人生でした。
残り6試合となりましたが、最後まで自分らしいプレーでチームの勝利に貢献し、笑顔で引退できればと思っています。最後まで、応援よろしくお願いいたします。